ITプロジェクトマネージャーは、システム開発の責任者として、予算、要員、納期、品質、顧客との調整を担う職種です。エンジニアから年収1000万円を目指すルートとして、比較的分かりやすい選択肢の一つです。
厚生労働省のjob tagでは、ITプロジェクトマネージャーについて、ITSSレベル5以上の給与データが700万〜1100万円の範囲とされています。つまり1000万円は、上位スキル層で現実的に見えてくる水準です。
参考:厚生労働省 job tag「プロジェクトマネージャ(IT)」
PMで評価されるのは「自分が作れるか」だけではない
PMになると、自分の技術力だけではなく、チーム全体を動かしてプロジェクトを成功させることが求められます。規模が大きくなるほど、問題が起きたときの判断、顧客との調整、優先順位の決定が重要になります。
年収1000万円へ近づく3つの経験
1. 大規模プロジェクトの責任者経験
数人のチームだけでなく、複数チームやベンダーを含む案件をまとめる経験を増やします。予算や関係者が増えるほど、PMとしての市場価値を説明しやすくなります。
2. 顧客との上流折衝
要件が決まった後の進捗管理だけでなく、そもそも何を作るべきか、どこまでをプロジェクト範囲にするかを顧客と決められることが重要です。
3. 利益と予算を管理する
売上だけでなく、人件費、外注費、追加工数などを管理し、プロジェクトの採算まで見られるPMは経営に近い役割を担えます。
エンジニアからPMになるときの注意点
技術力が高い人ほど、自分で問題を解決した方が速いと感じることがあります。しかしPMの仕事は、チーム全体で成果を出すことです。任せる、判断する、調整するという仕事へ意識を切り替える必要があります。
まとめ
ITプロジェクトマネージャーで年収1000万円を目指すなら、プロジェクト規模・顧客折衝・予算責任を段階的に大きくすることが重要です。技術者としての経験を土台にしながら、成果の責任範囲を広げていきましょう。